バレエのプロをめざす小中学生に伝えたい身体のこと

 

痛みは体からの大切なサイン

プロのバレエダンサーを目指す小学生

膝の痛みがありました

 

 

痛みがあるのは、普通の状態ではありません!

体からの必死のサイン

気づけてよかった


 

最近は膝の痛みはすっかり無くなったとのこと

ホッとしました

 

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スタジオでの月に一度のプライベートレッスンと

オンラインでのプチレッスン

3ヶ月でこんなに姿勢が変化しました

 

 

踊りやすさでも

バレエの先生からのコメントでも

手応えを感じているようです

 

 

 

伝えたいのはいくつになっても踊れる身体

 

私がお伝えしているのは

「いくつになっても踊れる身体」です

 

 

今、バレエが大好きなら

おばあちゃんになってもずっと踊ることが大好きなはず

 

ならば

踊り続けられる身体でいられた方が良いですものね

 

 

 

ワーク中、バレエの動きはしませんが

身体づかいがどう変わったのかを

 

目を輝かせながら

バレエの動きで感じてみたくなるようです

 

 

良い動きは

身体喜ぶ動きでもあり

身体に負担少ない動き方なのです

 

 

身体づかいの基礎の上にあるバレエ

 

「プロを目指身せる身体」と「いつまでも踊れる身体」

の本質は同じだと思っています

 

 

「身体づかいの基礎」の上に

バレエという美しいパフォーマンスが輝く、ということで

 

 

スタジオインナーブレスのボディワークでお伝えしているのは

この「身体づかいの基礎」の部分です

 

 

立ち方

呼吸の仕方

重力にあらがうコアのあり方(俗にいう身体の引き上げ方)

手足はどこからどうつなげるか・・・

 

など

 

 

ここに無理があると

美しく、気持ちよく踊ることはできません

 

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「身体づかいの基礎」を徹底的に

「身体喜ぶ感覚」として本人に手渡していきます

 

 

バレエ女子にとっての食べること

 

ここまで「身体のつかい方」について書いてきましたが

大切なのはそれだけではありません

 

 

健やかに踊り続けるための三つの柱は

動くこと・食べること・休むこと

 

 

食べることに罪悪感を抱きやすい

成長期のバレエ女子たちには特に

 

「食」については

人任せにせず、自分で知っておいて欲しいのです

 

 

これから背も伸びるし体重も増えます

 

「食」はエネルギーを補給し、リラックスする楽しい時間

 

良い機会なので

「食」にもアドバイスをさせていただきました

 

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自分でつくった食事を写真を送ってくれました

 

 

いつ?

どんなものを?

どれくらい?

誰と?

どんな気分で?

 

 

身体は食べたものでできている

食べたものの力で動いている

 

 

 

「痩せる」という言葉の受け取り方

 

バレエの先生の「痩せないと。。。」の言葉は

「チュチュが似合う身体になりなさい」という意味かもしれません

 

それなら

「ご飯を減らす」より

「立ち方を変える」方が良いのかもしれない

 

 

立ち方など「身体づかい」でも、ずいぶん印象は変わります

 

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体重を落とした方が良いとしても

闇雲に食べるのを減らすでは解決しません

 

食べる内容や時間で吸収のされ方は変わります

 

どう工夫するかを考えるためには

 

食べたものを時間も量も紙に書き出してみる

 

アプリじゃなくてまずはアナログでね

 

書き出すと気づきがあるはず

自分が何をいつ誰とどんな気持ちで食べているのか

まずは知ることから

 

 

とにかく

「痩せる」→「食べない」

と短絡的に捉えないでくださいね

 

 

食べるはエネルギー

踊るもエネルギー

 

なのですから
 

 

プロをめざすなら 生きる力を強くすること

 

美しく、健やかに、たくましく・・・

 

プロで活躍するためには

 

どこでも

動くこと・食べること・休むこと

を自分でコントロールする力をつけて

 

まずは心身健やかな大人へと成長すること

 

 

ボディワークを通して応援させていただきます

 

(写真の掲載はご本人・保護者様に了承いただきました)