2024年 体とととのえる意味を考えてみた

 

先日ZOOMでのクリスマス会で、皆さんと2024年の振り返りをしました。

 

それぞれの方が、ピラティスを通して

体とのよりよい付き合い方を探っておられる様子が垣間見えました。

 

そうそう、私自身もあれこれ探っているところです。

 

 

さて、本題。

「2024年 体をととのえる意味」を考えてみました。

 

AIの発展がめざましいこの頃、

わたしたちの生活はより便利に、より効率的に変化しています。

商品の問い合わせ一つをとっても、AIのチャットが回答してくれるんですものね。

(人と話す方が嬉しいけれど)

 

けれども、どんなにAIが日常を便利にしてくれても

私たちヒトにとって、「体」が大切であることは変わりません。

むしろ、AIが活躍する時代こそ、

「体」とどう向き合うかがいっそう重要になっていくと感じます。

 

体を整える意味

 

体は「温かくて動く肉体」というだけではなく、

感情や体験を伴い、自分や他人との結びつきを作り出すユニークな存在です。

感じることや思考を通じて「いま」を生きる力を育んでいます。

 

たとえば、風景を見て「美しい」と感じる時、

それは目が視覚情報を取り入れ、脳がそれを処理し、

ホルモンが分泌されるという「体と脳の連携」が起こっているのです。

この一連のプロセスには、感情や感覚という、人間特有の主観的な要素が関わっています。

 

私自身、癌の治療中にふと「あ、生きてる」と感じた瞬間がありました。

それは検査の数値や 医師の言葉からではなく、

体の奥からの実感のある手応えでした。

 

人間の力は、本来 内側から湧き起こるものなんですね。

 

「体」無くしては、感覚や体験、そしてそこから生まれる「意味」や「幸福」には到達できません。

だからこそ、

「体」をととのえることは、自分の感覚を取り戻し、体と心を一つにする行為

として大きな意味を持つのです。

 

「体の機嫌を自分でとる」力

 

インナーブレスのコンセプトは「内側からエネルギー満ちあふれる体づくり」。

その核心にあるのが、体の機嫌を自分でとる力を育むことです。

 

ストレスがかかっているなと感じたら、いったん立ち止まり、デスクから離れて手を伸ばしてみる。

または、深呼吸をして体を感じる。

こういった小さなアクションの中に、自分の体をリセットし、

エネルギーを再び満たす鍵が隠されています。

 

 

AI時代にこそ必要な「バランス」

 

健やかに機嫌よく過ごすためには、

外側の情報をとり入れるばかりでなく、体の内側の情報にもアクセスし、

両方のバランスをとる力
さらにはそれを統合する力が大切になると感じます。

ということで
ここまで2024年体をととのえる意味を「考えて」みました。

けれど・・・

 

この「考える」ということがそもそも

「体」より「頭」でっかち!ってことですかな・・・とほほ